最強の餅

中途半端な文を辞めれる日がきますように

フラメンコ

自分が特別だと思っていた。いや、最近まで思っていた。…まだちょっと思っているかも。こんな書き出しで始まる文章、なにで見た文章なのか全く記憶にないが、そのフレーズがやたら残る。


昨日後輩(♂︎)と飯を食べた。

才能、とわたしが呼んでいた「なにか」のことを彼は「特殊スキル」と呼んだ。刺さった。


わたしって人間、かなり浅いんだなと思わされることが増えた。いいことだと思う。井の中の蛙は大海があることを知った。でも特別なわたしは少し消えていくね。


みんなに愛されたい、みんなの特別になりたい

ひとりでひっそり生きていたい、目立つのが恥ずかしい


どちらの自分も持っているからこそ、どちらかの自分であるとき、そうではない自分が自分のことを否定する。人に迷惑かけるのはずっとずっと怖かった。でも小学校からずっと人気者だった彼女は少なからず人の力を頼っていた。真似した。真似して、結構上手くいった。寂しいとも思わなかったけど、簡単なんだと思った。簡単に、動かされていたんだと思った。