最強の餅

中途半端な文を辞めれる日がきますように

倫理観はものすごく徹底してたと思う。『かぐや様は告らせたい』の伊井野ミコを見ながら、昔の自分のようで頭痛がした。あんなに可愛くないけれど。

 

伊井野ミコほど徹底を貫けなくて、途中で楽な方に逃げた。その逃げが他人の真似事だったんだけど、それでも、ものすごく生きやすくなったし、今の自分がわたしも好きだ。本当にわたしが好きなのか、他人から評価されるのがこちらだから好きなのかわからない。でも、好き。

 

浮気の定義がわからなくなったときに、わたしの価値観や倫理観が変化していることに気づいた。割と問答無用で「 恋人が嫌がった時点で浮気、これが浮気かを考えた時点で浮気 」などと豪語していた。童貞クン。

浮気の定義ってなんだと思う?

そもそも向ける人間が違うのに全部恋愛にまとめるのすら難しいことだと屁理屈こねてしまう。そんなこといちいち考えないのかね人類は。ちなみにわたしは未定。ケースバイケース。逃げって思われるかもしれないけど、セックスしてても浮気!嫌い!とできない、どころか自分の倫理観を捻じ曲げてでも好きでいたい人に、事例に、出会ったから。(当事者じゃなくてずっと蚊帳の外だったのは根に持ってる)

 

大学生になって異性との距離が近くなった。近くなればなるほど、自分の異質さに嫌気がさした。明確に近くなったのはいつなのか、きっとラルーチェで働き初めてからだけど、ある雨の日、男と一緒の傘に入って家まで送ってもらった。家に帰ってお風呂に入って、ベッドに寝転んでスマホを触っている時、(あれ相合傘だったな)などと思った。中高のわたしが見たら発狂しちゃうようなことをもっとたくさんしている。尚、相手の男が誰だったのかも覚えていない。

嫌いだったわたしへ、見ていますか。あなたからわたしは脱却したよ。根本はなにもかわれていないけど、わたしは対人関係ですべてを測るから、問題ないわ